いで湯の宿場まち下諏訪
二葉屋酒店は、諏訪大社下社秋宮の程近くにあり、かつての中山道宿場・下諏訪宿のほぼ中心に位置しております。
下諏訪温泉は中山道宿場の唯一のいで湯であり、いにしえより幾多の旅人を温かく迎え入れてきました。
周辺には四季折々の美しい自然とともに往時の宿場風情や太古からの歴史の記憶が色濃く残っています。
中山道下諏訪宿 横町木の下
この地は六世紀末諏訪大社秋宮が安座され、それにともなって集落が形成されて来ました。
平安時代から鎌倉時代、木曽義仲を助けて活躍し流鏑馬の名手とうたわれた諏訪大社大祝金刺盛澄、
貧しい百姓の娘『かね』が銕焼地蔵尊に助けられて、誰もがあこがれる美貌と才智を兼ね備えた実在の人物、和泉式部になったという、素晴らしい伝説も生まれました。
戦国時代には、一時この地の支配者になった武田信玄にまつわる多くの逸話が残され、 江戸時代には五街道の一つとして整備された中山道の宿場として、多くの旅人が往来し、大変な賑わいを見せ、著名な文化人や宗教者も訪れ文化の交流もありました。
幕末には、皇女和宮のお泊り、水戸浪士軍が一夜を過ごしたり、赤報隊事件の舞台ともなり、歴史の転換点に立ち会いました。 明治時代から現在まで、製糸業や精密工業を支え、豊かに湧出する温泉と深く長い歴史に築かれた人情は人々の心を潤し、未来創造へと向かっています。
二葉屋周辺・下諏訪の見どころスポット
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諏訪大社 下社秋宮
大注連縄が飾られた三方切妻造りの神楽殿、樹齢約800年の「根入りの杉」、青銅製では日本一大きいとされる狛犬など、見どころもたくさん。幣拝殿、神楽殿ともに国の重要文化財です。
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しもすわ今昔館おいでや
下諏訪の歴史を体感、体験できる観光拠点。 機械時計の原点「水運儀象台」や時計工房の他、星ヶ塔遺跡の黒耀石採掘抗ジオラマを見られる「矢の根や」があります。
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下諏訪宿本陣
参勤交代の大名らが泊まった本陣。 江戸時代の建物と庭園が今も残されています。歴史を偲ばせる回遊式庭園に座るとタイムスリップしたようです。
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宿場街道資料館
江戸時代の宿場民家を保存する資料館。 宿場関係を中心に、街道、温泉などの貴重な歴史民俗資料が保存・展示され、当時の様子を知ることができます。
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今井邦子文学館(旧 松屋)
かつて宿場の茶屋であった「松屋」を復元した建物。 アララギ派の女性短歌結社「明日香」の編集所としても使われた当時の面影を偲ばせています。
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万治の石仏
諏訪大社下社春宮近くの田んぼの中に鎮座する阿弥陀如来の石仏。 「万治」はこの石仏を建立した願主が、万治3年と刻まれているところによるもの。
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慈雲寺
春宮の鎮護を目的に建てられた鬼門寺。 高島城を築いた日根野高吉の五輪塔が建ち、本堂前には天桂の松という名木があります。
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おんばしら館よいさ
七年に一度、開催される「御柱祭」に対する諏訪人の思いと、その迫力をお楽しみいただける施設。 御柱映像や木落し体験装置など、御柱祭の魅力を感じてください。
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遊泉ハウス児湯
当店の対面にある公衆浴場。 児湯に入って温まると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。その他、町内には複数の公衆浴場があります。
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諏訪御湖鶴酒造場
下諏訪町唯一の酒蔵。 店内では日本酒のほかグッズ、お菓子なども販売。試飲カウンターもあり、お酒の有料試飲が楽しめます。
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新鶴本店
創業明治6年。塩羊羹で知られる和菓子店。 塩羊羹はもちろん、季節の生菓子や「もちまんじゅう」も人気です。 →新鶴本店ホームページ
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街かど博物館 花屋茂七館
当店から徒歩30秒の「街かど博物館 花屋茂七館」 では、館主の小松秀夫さんが自宅1階にて、木喰上人作「虚空蔵菩薩座像」を常設展示しています。 →花屋茂七館ホームページ
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諏訪湖(赤砂崎公園)
諏訪盆地のほぼ真ん中に位置する諏訪湖は、信州で最も大きな湖です。 周遊できるジョギングロードが設けられ、湖畔は散策やジョギング、サイクリングを楽しむことができます。
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八島湿原
国の天然記念物にも指定されている日本最南の高層湿原。 一面の草原と湿原の中に池が点在し、400種以上もの植物が見られます。